5月29日、原田謙介さんと松井久子監督のトークセッション・レポート

2016年5月30日(月)

5月29日、渋谷シネパレスで松井久子監督と映画に出演されたNPO法人代表理事の原田謙介さんとのトークセッションがありました。
若者と政治をつなぐ活動をしている原田さん。
松井監督の「出演依頼に警戒感はなかったの?」との問いかけに、「自分には躊躇がなかったものの出演者の顔ぶれを見たスタッフに心配されました」と話しました。
それはシールズのメンバ―がいたからだそう。
「彼らのように明確なメッセージを発すると逆に若者は遠ざかってしまう。彼らにはそんなつもりはなくても、マスコミ報道の影響は大きかった」
「若者たちに政治家のことを聞くと『あっちの人たち』という。
つまりそれだけ政治と日常が切り離されているんです。
ドイツでは、ヒットラーを選んだ責任は国民にあると認識されています。
ところが日本人にはその意識がない。
軍部が勝手にやったと思っている。
今の政治家は自分たちが選んだことであり、もっと日常の中に政治があることを伝えていきたいと思います」
「若い人たちが空気を読み過ぎることに懸念があります。
大人たちの気配を感じ取って、政治的な話を避ける傾向にある。
でも18歳の子に話を聞くと選挙について意外にまじめに考えている。
今の自分で投票していいのかと思いながら勉強しようともしているんです」
質疑応答では客席からたくさんの手が挙がり「教師が政治的に中立な立場をとるのは憲法のせい?」「孫と政治の話をするにはどうすれば」など活発な質疑応答が展開しました。

20160530

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監督 松井久子

音楽 長谷川久美子/プロデューサー補 山田睦美/助監督 上村奈帆
製作・著作 株式会社エッセン・コミュニケーションズ/制作協力MOCAL
デザイン 粟野 順/Web制作 清水 晃/デジタルマーケティング HiGH CONCEPT Inc./改訂版デザイン WHITELINE GRAPHICS.CO

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